骨粗しょう症
定期的な検査で骨粗しょう症予防を
早期発見・早期治療が大事
京都市中京区の二条駅前三浦内科クリニックでは、閉経後の女性によくみられ、QOL(生活の質)の低下を招いたり、寝たきり・要介護状態に繋がったりもする骨粗しょう症の早期発見・早期治療に力を入れています。
閉経前後の50歳前後からホルモンバランスの変化により骨量が急激に減少して、60歳代になると2人に1人の方が骨粗しょう症になると言われています。
そのため遅くとも65歳以上の方、またバセドウ病の方は骨量が減りやすいので、それよりも早いタイミングでの検査をおすすめします。
骨密度測定装置で精密に診断
当院では骨密度測定装置を導入していて、DEXA法(デキサ法)により骨折リスクの高い腰椎・大腿骨頚部の骨量を測定します。
一般的にクリニックで行われている超音波で踵を検査する方法は、正しい意味での骨密度検査ではなく、きちんと診断できない場合があります。
またレントゲンで二の腕を検査するにしても、検査部位が限定されるため正確性に欠けると言えます。
骨粗しょう症の治療では脱落率が高く、その要因の1つに治療効果が目に見えにくいということがあると考えています。
その点、骨密度測定装置によるDEXA法(デキサ法)なら治療効果もきちんと確認でき、それを正確に定期的に評価することで、患者様の治療へのモチベーションに繋げさせていただきます。
定期的な検査がおすすめ
一度検査を受けられて、特に問題がなければ2年に1回、リスクが高い場合には年1回の定期的な検査がおすすめです。
また骨代謝マーカーを受けられて、今は骨密度がそれほど低くなくても、骨吸収が高まっている状態であれば、将来的な骨密度の低下が予想されるので、きちんとご説明したうえで定期的な検査の受診をご案内させていただいています。
また、当院では初診時に必ず身長を測らせていただくのですが、この時、昔よりも身長が縮んでいることがあり、3cm以上縮んでいる場合には骨粗しょう症により脊椎圧迫骨折が起こっている可能性があるので、同様に検査の受診をご案内しております。
「どこに相談したらいい?」という時は当院へ
骨粗しょう症が心配でも、「どこに相談したらいい?」と受診先がわからない方が大勢おられます。
そうした方に「当院できちんと検査・治療が受けられますよ」ということを知っていただければと思っています。
骨粗しょう症は内分泌内科の病気の1つで、当院の院長は内分泌内科専門医ですので、皆様に専門性の高い検査・治療をご提供いたします。
骨粗しょう症について
骨粗しょう症とは?
骨粗しょう症とは、閉経後のホルモンバランスの変化のほか、加齢、生活習慣、お薬の影響などにより骨密度が低下して、骨折しやすくなる病気です。
女性に多くみられ、閉経前後の50歳前後からホルモンバランスの変化により骨量が急激に減少して、60歳代になると2人に1人の方が骨粗しょう症になると言われています。
骨粗しょう症になると…?
- 腰や背中が痛むようになる
- 腰や背中が丸くなる
- 身長が縮む
- ちょっとした転倒でも骨折しやすくなる
骨粗しょう症で骨折しやすい部位は?
骨粗しょう症で骨折しやすい部位として、背骨(椎体)、手首、太ももの付け根(大腿骨)が挙げられ、このうち背骨が押しつぶされるように変形してしまう骨折のことを“脊椎圧迫骨折”と言います。
脊椎圧迫骨折が起こると常にみぞおちが圧迫されるため、食欲が低下したり見た目が悪くなったりするなど、QOL(生活の質)の低下に繋がります。
また大腿骨の骨折は寝たきりや要介護状態の原因となりやすいとされているので特に注意が必要です。
一度骨折すると再び骨折するリスクが高まる
骨粗しょう症により一度骨折すると、再び骨折するリスクが高まると言われています。
例えば背骨を骨折した場合、それから1年間に5人に1人が再び骨折するとされています。
骨粗しょう症では“最初の骨折”を防ぐことが大事で、そのためにも積極的に検査を受けられて、早期発見・早期治療に努めるようにしましょう。
骨粗しょう症の治療
専門知識を活かして最適なお薬をご提案
骨粗しょう症の治療では薬物療法が中心となりますが、現在、様々なお薬が登場していて、それらをどう組み合わせるかがポイントとなります。
当院の院長は骨粗しょう症に関して専門知識を有しており、また治療の経験も豊富ですので、それを活かして様々なチョイスの中で最適なものをご提案させていただきます。